Illustratorの料金は、どのプランを選ぶかで月額3,280円〜9,080円と幅があります。結論から言うと、Illustratorだけ使うなら単体プラン(月3,280円)、PhotoshopやPremiere Proなど複数アプリを使うならCC Pro(月9,080円)が基本の選択肢です。
この記事では、2026年7月時点の全プランの価格を整理したうえで、20年以上Illustratorを仕事で使ってきた立場から「自分ならどれを選ぶか」の視点も合わせてお伝えします。
最終更新:2026年7月30日|Adobe公式の料金ページを確認済み
Illustratorの料金プラン一覧(2026年7月時点)
まず価格の全体像から。Illustratorが使えるプランは大きく3種類(+学生・教職員向け)あります。
| プラン | 年間プラン・月々払い | 年間一括(年額) | 月々プラン(月額) |
|---|---|---|---|
| Illustrator単体プラン Illustrator(デスクトップ版・iPad版)+100GBストレージ+Adobe Fonts |
3,280円/月 | 34,680円/年 | 4,980円/月 |
| Creative Cloud Pro 20以上の全アプリ+標準生成AI無制限+プレミアム生成AI用Firefly月4,000クレジット |
9,080円/月 | 102,960円/年 | — |
| Creative Cloud Standard 20以上の全アプリ+Firefly月25クレジット |
6,480円/月 | 72,336円/年 | — |
| 学生・教職員向けCC Pro(1年目) | 2,180円/月 | 26,162円/年 | — |
| 学生・教職員向けCC Pro(2年目以降) | 4,180円/月 | 50,160円/年 | — |
※価格はすべて税込。最新の料金・プラン内容はAdobe公式サイトでご確認ください。
この表ではCC ProとStandardは年間プラン(月々払い/年一括)を前提にしています。単体プランには月々プランもありますが、年間プランより割高になります。
PhotoshopとIllustratorは単体プランの価格が同じ(月3,280円・年34,680円)です。両方使う場合は単体プランを2本契約するより、CC Pro(月9,080円)の方がコストを抑えられます。
各プランの内容と向いている人
Illustrator単体プラン(月3,280円〜)
IllustratorのデスクトップアプリとiPad版、クラウドストレージ100GB、Adobe Fontsが使えるプランです。「Illustratorだけあれば十分」という方の基本選択肢になります。
ただし、個人的にはこのプランを積極的に勧めにくい面もあります。理由は次のセクションで詳しく書きますが、単体プランの年額(34,680円)とCC Proのセール価格(大型セール時で51,480円程度)の差が1万円台まで縮まるタイミングがあるからです。「本当にIllustratorしか使わない」という方以外は、CC Proとの比較を先にしてから決めることを勧めます。
単体プランが向いている人
- Illustratorだけ使えれば十分で、他のAdobeアプリを使う予定がない人
- 短期間だけ使いたい人(Adobe公式サイトから月々プランで契約できる)
- すでに別途Photoshopなど他のプランを契約済みで、Illustratorだけ追加したい人
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Creative Cloud Pro(月9,080円〜)
Illustrator・Premiere Pro・After Effectsなど20以上のアプリすべてが使えるプランです。Photoshopの生成塗りつぶしなど標準の生成AI機能は無制限で使えるうえ、動画生成・音声翻訳などプレミアム生成AI用のFireflyクレジットが月4,000付与されます。仕事でPhotoshop以外のAdobeアプリを複数使うなら、単体プランを積み重ねるよりCC Proの方がコストを抑えられます。新規向け50%OFFが適用される大型セール時には年間51,480円になり、単体プランより明らかに有利です(セール内容・条件は都度変動します)。
Creative Cloud Standard(月6,480円〜)
2025年8月のプラン改定で加わったプランです。使えるデスクトップアプリはCC Proとほぼ同じですが、LightroomやPhotoshopなどのモバイル版・iPad版・web版のプレミアム機能は使えません。FireflyのAI生成クレジットも月25クレジットに制限されています。本記事執筆時点でセール対象になった実績が確認できておらず、Proと比較して価格差ほどのメリットを感じにくいです。Fireflyをほとんど使わない、かつモバイル・iPad・web版も不要という方には選択肢になりますが、積極的に選ぶ理由は今のところ薄い印象です。
単体プランとCC Pro、どちらが得か
Illustrator記事で一番多い疑問がこれです。「Illustratorしか使わないから単体プランでいい」と思っていても、価格差を見ると少し立ち止まって考える価値があります。
| 比較項目 | Illustrator単体プラン | Creative Cloud Pro |
|---|---|---|
| 月額(年間プラン・月々払い) | 3,280円 | 9,080円 |
| 年額(年間一括) | 34,680円 | 102,960円 |
| 大型セール時(50%OFF実績) | 17,340円/年 | 51,480円/年 |
| 使えるアプリ | Illustratorのみ | 20以上のアプリ全部 |
| クラウドストレージ | 100GB | 1TB |
| Fireflyクレジット | 月25クレジット(標準のみ) | 月4,000クレジット(プレミアム含む) |
| 月々プラン | ◯(4,980円/月) | — |
| セール対象実績 | ◯(50%OFF実績あり) | ◯(50%OFF実績あり) |
※価格は税込。セール内容は変動します。最新情報はAdobe公式サイトでご確認ください。
通常価格で見ると、CC Proは単体プランの約3倍です。「Illustratorしか使わない」という方には単体プランの方が明らかに安い。
ただし、判断の前に確認してほしいのが「本当にIllustratorだけか」という点です。IllustratorとPhotoshopを両方使う場合、同一アカウントで単体プランを2本契約すると年間69,360円(税込)になります。CC Proの通常年額(102,960円)より安いですが、大型セール時のCC Pro(51,480円)より高くなります。デザインの現場にいると、IllustratorだけでPhotoshopを一切使わないという状況はあまり多くないと感じています。
迷う場合の判断基準としては、今後1年間にIllustrator以外のAdobeアプリを使う可能性が少しでもあるなら、CC Proのセール時期を待って購入する方が長期的にコストを抑えやすいです。
学生・教職員向けプランについて
在学中または教職員の方が対象のプランで、1年目は月2,180円で20以上のアプリすべてが使えます。IllustratorだけでなくPhotoshopやPremiere Proも使いたい学生には間違いなく最もコスパが高い選択肢です。
| 1年目 | 2年目以降 | |
|---|---|---|
| 月額(年間プラン・月々払い) | 2,180円/月 | 4,180円/月 |
| 年額(年間一括) | 26,162円/年 | 50,160円/年 |
※価格は税込。最新情報はAdobe学生・教職員向け購入ページでご確認ください。
2年目から価格が上がる点は把握しておく必要があります。2年目以降(月4,180円)はCC Proの通常価格(月9,080円)より依然として安いですが、単体プランの通常価格(月3,280円)よりは高くなります。
購入時に在学・在職資格の確認が行われます(認証方法は購入経路や地域によって異なる場合があります。詳細はAdobe学生・教職員向け購入ページでご確認ください)。
セール時はどうなる?
Adobeは年に複数回、新規向けの割引セールを実施します。Illustrator単体プランとCC Proはどちらも大型セール時に50%OFFになった実績があります。
| プラン | 通常価格(年額) | 50%OFFセール時(年額) | 差額 |
|---|---|---|---|
| CC Pro | 102,960円 | 51,480円 | ▲51,480円 |
| Illustrator単体 | 34,680円 | 17,340円 | ▲17,340円 |
※セール内容・割引率は変動します。開催保証はありません。最新のセール情報はAdobe公式サイトでご確認ください。
直近2〜3年の実績では「1月・3〜4月・7〜8月・11月」前後に大型セールが来るパターンが続いています。ただし開催は保証されておらず、時期や回数は年によって変動します。特に11月のブラックフライデーは割引率・期間ともに年内最大になることが多く、購入タイミングを選べる状況なら意識しておく価値があります。
Photoshopとの大きな違いとして、Illustratorの単体プランはAmazonのオンラインコードでも既存ユーザーの期間延長に使えます。Adobe公式セールが新規限定の場合でも、Amazon経由でセール価格に近い価格で期間延長できるケースがあります(詳細はC06参照)。
どこで買うか:購入先の比較
Illustratorが使えるプランの購入先は主に3つです。状況によって最安ルートが変わります。
| 条件 | 最安ルート |
|---|---|
| 新規・大型セール時 | Adobe公式サイト(最大50%OFF) |
| 既存ユーザー・期間延長 | Amazon オンラインコード |
Adobe公式サイト
セール時の割引率が最も大きく、新規ユーザーには基本的にここが最安です。月々払いと年間一括払いの両方を選べる購入先で、インボイス(適格請求書)の発行にも対応しています。無料体験版の条件やセールとの併用可否は公式ページでご確認ください。
Amazon
年間一括払い(またはコード払い)で同一プランの契約中であれば、Amazonのオンラインコードで契約期間を延長できます。Adobe公式の大型セールが新規限定の場合でも、Amazonのコードを使える既存ユーザーには有効な選択肢です。ただし、プランが異なるコードを同一アカウントで使うと二重契約になるため、購入前に条件を確認することを強く勧めます。
押さえておきたいポイント
-
Illustratorの月額料金はいくらですか?
2026年7月時点では、Illustrator単体プラン(年間プラン・月々払い)が月3,280円(税込)、年間一括払いで年34,680円(税込)です。20以上の全アプリが使えるCreative Cloud Proは月9,080円(税込)になります。
-
IllustratorとPhotoshopを両方使いたい場合、どのプランが得ですか?
単体プランを2本契約すると年間69,360円(税込)です。CC Proの通常年額(102,960円)より安いですが、大型セール時のCC Pro(50%OFF実績あり・約51,480円)より高くなります。両方使う予定があるなら、CC Proのセール時期を狙って購入する方が長期的にコストを抑えやすいです。
-
Illustrator単体プランには何が含まれますか?
IllustratorのデスクトップアプリとiPad版、クラウドストレージ100GB、Adobe Fontsが含まれます。Photoshopなど他のAdobeアプリは使えません。
-
CC ProとCC Standardはどちらを選べばいいですか?
Fireflyの生成AI機能をよく使うならCC Proを選ぶ方が安全です。StandardはFireflyの生成クレジットが月25に制限されており、一部のiPad版・web版機能も利用できません。個人的にはProと比較して価格差ほどのメリットを感じにくく、大型セールではProが50%OFFになるため、年間コストで見るとProが有利なケースもあります。
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学生向けプランは在学証明が必要ですか?
必要です。購入時に在学・在職資格の確認が行われます(認証方法は購入経路や地域によって異なる場合があります。詳細はAdobe学生・教職員向け購入ページでご確認ください)。
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Illustratorに無料プランはありますか?
月額無料で使い続けられる正規プランはありません。無料体験版は用意されていますが、体験期間や条件は公式ページでご確認ください。なお、Illustratorには買い切り版も存在しません。
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年間プランを途中でやめるとどうなりますか?
契約から14日を過ぎた後に途中解約する場合、残期間の50%相当が違約金として発生します。短期間だけ使いたい場合は月々プランを選ぶか、14日以内の全額返金期間内に判断するのが安全です。
プラン選びは「Illustratorだけか、他のAdobeアプリも使うか」で大きく変わります。Illustrator単体なら単体プランが最安ですが、PhotoshopなどとセットになるならCC Proのセール時期を狙う方が長い目で見てお得になるケースが多いです。購入タイミングに余裕がある方はセール情報を事前にチェックしておくことをお勧めします。
状況別・最短ルート
- 新規でなるべく安く始めたい → Adobe公式サイト
- 既存ユーザーで期間を延長したい → Amazon(CC Pro オンラインコード版)
※価格・セール情報・プラン内容は変更される場合があります。最新の情報はAdobe公式サイトおよび各販売先でご確認ください。
著者:Mitsuharu (Art Director / Web Director / Designer)
2002年よりデザイン業界に携わり、エディトリアルデザイン、プロダクトデザイン、Webデザインなど20年以上の実務経験があります。現在はWebデザイン・Web制作に関する情報サイト『WebDesignClip』『webclips』を運営し、デザインツールや素材サービスの検証・レビューを行っています。
X:@webclips_jp